2017/02/21:内容更新しました
大人ADHDと診断されたばかりの月子です。こんにちは。
まだ、お役立ち情報が皆無で申し訳ないですが…。
これからガシガシ更新していきたいと思います!
今回はADHDの治療薬として使用される『ストラテラ』について、ちょっとお話したいと思います。
↓ 『ストラテラ』を飲み始めて5日目の感想も書いています。
ADHD…脳の機能の偏りが原因?!
ADHDの人は脳機能の一部が通常の人と異なった働き方をすることがわかってるらしいです。
- 前頭前野
この部分の血流量が少なく、働きが弱い
→ 集中力の維持、感情の抑制、行動の計画、思慮深さ、ワーキングメモリーなどに弱さがみられる。 - 尾状核
他の人と比べて小さい傾向がみられる
→ 運動や行動をスムーズに行うための調節機能に弱さがみられる。 - 神経伝達物質(特にドーパミン)の働き
十分に働かないことがADHDの発症にかかわっているとみられる
→ ドーパミンが十分な神経伝達を行えず、注意力・集中力の低下などの症状が現れる。
こうした脳機能の偏りのために、独特の行動特性が現れると考えられています。
(医学的に詳しいわけではないので、間違った箇所があればゴメンなさい!)
ADHDの治療薬って?!
現在、治療薬として承認されているお薬は『コンサータ』と『ストラテラ』の2種類があるそうです。
それぞれがどういう働きをするのか説明をしたいなと思いましたが、ちょっと難しかったので、わかりやすく説明をされているオススメの漫画をご紹介します!
折角ですので、
第1回「ADって何ですか?」
第2回「注意欠如多動症・多動って何ですか?」
第3回「ADHDは依存になりやすい!」
も併せてご紹介したいと思います。
追記:以上の内容プラス、さらに加筆されて書籍化されています。
自己コントロールができるようになる?!治療薬の効果!
私自身『ストラテラ』を飲み始めて約2週間になるのですが、効果はまだあまり感じられていません。
どちらかというと副作用の方が強いかな…という感じ。
今回、主治医から伺った『薬の効果を感じられた方』のお話で印象に残った2点をご紹介します。
薬を飲まない時と飲んだ時の自分の違いがはっきりとわかる
まず、自分でコントロールすることができなかった落ち着きの無さや感情の起伏などが、薬が効き始めると自分で制御できるようになるとのこと。
…凄いです!!
私の知らない世界かもしれないです(笑)
つまり、薬が効いている間に自分の感情や行動のコントロールの仕方を学ぶことができ、様々な場面において対処するためのトレーニングができるということです。
たぶん、今までどうすればよいか分からなかったことが『あぁ!こういうことか!!』と自分で理解できるようになるのでしょうね。
薬が必要でなくなる場合がある
これは驚きました!
お薬の話を聞いた時は“薬とは一生つき合っていくもんだ”と思っていたのですが、違うんですよ。
お薬によって「ADHDの困った症状」を抑えることができるようになるだけではなく、薬の効果を生かして自己コントロールを続けていくと、しだいに薬を飲まなくても自己制御できるようになる人もいるとのこと。
日々のトレーニングによって自分で身につけた「対処法」は、薬がなくてもその「対処法」だけで日常生活の困難を乗り越えていけるようになるらしいです。
私にとっては夢のような話です!
考えただけでワクワクします!!
何でもできるようになる『万能薬』では…ありません?!
以上、ときめく2点のお話の後に
“薬を飲んだからって「ヤル気」が急に湧いてきて何でもできるようになる訳ではなく、自分が「やろう!」と行動した時の後押しをしてくれる。そういうお薬だと思ってくださいね。”
と、主治医に付け加えられました。
そりゃそうですよね(笑)
薬飲んだから大丈夫!なーんてダラダラしていると生活は変わらないでしょうし、そんなんじゃ薬を飲む意味はないですよね。
日常生活で困っている部分を少しでも自分で解決できるようにする、それを手助けしてくれるのが“お薬”なのではないかなと思います。
(私自身が効果をまだ実感できていないので、予想でしかお話することができず…なんだか申し訳ないです。)
私が薬を服用し始めてから2週間。
薬への慣らし期間が終わり、これからは用量がさらに倍(必要な服用量)に増えます。
ここからがスタートラインだと思っています。
今後、薬が効き始めて起こりうる体や感覚の変化について、またブログにてお伝えしていければなぁと考えています。
その時はまた、おつき合いいただけると嬉しいですm(_ _)m
↓ ストラテラ服用について次の記事はこちら。
↓ ストラテラについての関連記事はこちら。
◆ブログランキングに参加しています