今回は、また婦人科系のお話になります。
先週、記事内にて『子宮頚部生検(組織診)』を再び受けたというお話をしました。
そして先日、ドキドキの結果がでたので病院へ行ってまいりました!
そもそも『子宮頸部生検(組織診)』とは?
一般的に子宮がん検診というと、子宮頸がんの検査のことを指します。
検査内容ですが、診察室で内診台に上がり、子宮頸部を綿棒などで軽くこすって細胞を取ります。(これを細胞診といいます)
検査結果が出るまでに1週間くらいかかりますが、ここで異常がなければ検査は1~2年に1回でOKです。
もし、細胞診の検査で異常が見られる時には、さらに精密検査を受けます。
その精密検査が子宮頸部生検(組織診)と言われる検査になります。
こちらは子宮頸部の細胞を少し切り取り、診断を行います。
細胞診の時と同じような感じですが、組織診の方が少し時間がかかります。
この検査結果により、その後の対処(経過観察か手術か)が決まります。
子宮頸がん-扁平上皮がんの診断(1)-
(↑こちらのページに画像入りで分かりやすい説明が載っています。)
私は以前この検査で『高度異形成』と診断され、一度レーザー手術を受けました。
ところで今回の…結果はというと?!
『シロ』でした!!
よ、よ、よ、よかったぁぁー!
今回は、なんと2度目の組織診ということで、子宮の入り口より少し入った部分の組織を取られました。
前回の検査では子宮の入り口表面に【HISL(高度扁平上皮内病変)】*1が見つかったので、今回はそれがさらに奥まで進んでいるかどうかの確認の検査だったのです。
その結果が異常ナシでしたので、今後はまた4ヶ月に1度の経過観察で大丈夫ということでした!
実は治ることの方が多い!
健康な状態から、子宮頸がんと言われるまでに進む過程において『軽度異形成→中等異形成』など色々と挟むわけですが、癌化へ進む人もいれば治ってしまう人もいます。
異常が見つかったから癌化に進むしかないんじゃないか!?ってことではないのです。むしろ治る人の方が多いらしいです。
こまめにきちんと検査を受けていれば、怖いものではないんだなぁと今回の一連の流れを通して思いました。
この記事が、“あ、検査に行っとこうかな?”と思うきっかけになれば…私も嬉しいです!
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*1:注意が必要な判定。推定される病変は「中等度異形成」「高度異形成」「上皮内癌」など。参考:子宮頸がん検診結果(ベセスダシステム)