2017/06/15:内容更新しました
前回、イラストを使ってADHDな私の日常を表現してみたところ、
思いの外反応をいただきました。
ありがとうございます!
今回はまた路線を戻しまして、ADHDの治療薬『ストラテラ』から
切り替えて服用をはじめた『コンサータ』の話をしようと思います。
コンサータの増量
コンサータについて詳細に書いた記事がありますので、そちらも併せてどうぞ。
コンサータの服用は18mgから始まりますが、2週間後には27mgへと増量しました。
大人の1日の服用量は72mgが上限です。
2週間毎に増量というペースですと、18mgから上限の72mgにまで
増やすのには単純計算で12週はかかるということになります。
ですが、コンサータを服用されている方は72mgまで増量せずとも
ある程度の用量のところで、必要な効果が得られているようです。
コンサータの効き方には個人差がありますので、自身が
“どれくらいの服用量で期待できる効果が得られるようになるのか?”は、
主治医と相談しつつ見極めていく感じとなります。
増量による効果とは?
コンサータ18mgの時には、ほぼ薬の効果は感じることができませんでした…。
というより以前の記事でも書いていますが、ストラテラが切れたことによる
様々な変化の方がショックだったために、それどころではありませんでした(泣)
服用を止めてみて気づいたストラテラの効果!5つの症状が教えてくれたこと - 大人ADHD 月子の生き方
今回は27mgに増量後、1週間が経ったところで感じた効果について挙げてみます。
- 薬が効いている間は比較的イライラも軽減される感じがする
- ヤル気については増量後、多少感じられるようになってきた
- 集中力も段々と出てきている模様
体感としては以上ですが、まだまだコンサータを増量する必要がありそうです。
増量による副作用
薬の増量と副作用は切っても切れない関係なんだろうなとつくづく感じます。
- 食欲不振(空腹時でも食べたいと思わない・少ししか食べることができない)
- 胃痛(空腹になるとキリキリと胃が痛くなり不快)
- 薬が切れる頃になると、頭痛が出てくる(頭痛薬を飲まなければキツイ状態)
- 睡眠障害(なかなか寝付けない状態、入眠困難となる)
頭痛に関しては増量後5日くらいでおさまっていきました。
また、睡眠障害についても3日も経たずになくなった感じでした。
コンサータと食欲、その関係性とは!?
ストラテラから切り替えた直後はコンサータの副作用の多さに
驚いたのですが、それも殆どなくなり楽になりました。
コンサータの服用と食欲とは、結構密接な関係にあることに気が付いたので、
個人的な感想にはなりますが下記に挙げてみます。
- 朝起きてすぐに服用すると、朝食を美味しく食べることができない
- 昼食時はお腹が空いていることが分かっていても、食べようかどうか悩む
→食べはじめると、意外と食べ進められたりもする - 夕食時は薬が切れかけているため、食べることが可能となる
→むしろ、食べ過ぎてしまうことすらある! - 夜中に起きていると、空腹感に襲われる
→ここで食べてしまい、食べ過ぎてしまうという人も…
薬が効いている時間帯では食欲の減退がみられますが、ストラテラに
比べると薬の効き始めに起こる胃のムカつきみたいなものは感じにくいです。
これは多分、コンサータが徐放錠(薬の成分が少しずつ出てくるタイプ)
だからだと思われます。
(ストラテラの場合、胃のムカツキ等がまとまって来る感じがします。)
ただ、ストラテラは朝夕の服用で24時間常に薬が効いている状態ですが、
コンサータの効き目は約12時間となります。
この、薬が効いている時と効いていない時という2つの状態があることで、
食欲のコントロールという部分を難しくしているのでは?と感じました。
実際に、私自身もコンサータに切り替えてから体重が少し増加しています。
↑マンガでの解説と読みやすい説明文により、とても分かりやすい本でした!良書☆
最後に
いつもブログの記事が長いので、今回は短く簡潔に!を意識して書いてみました。
今後、記事の更新スピードも上げていきたいし、イラストも描きたい!
まだまだ色々と挑戦していく予定です♪
↓ コンサータ服用について、次の記事はこちら。
↓ コンサータについての関連記事はこちら。
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