大人ADHD 月子の生き方

アラフォーにして、突如『大人のADHD』と診断された月子。 迎えた転機に人生を見つめ直し、新たな生き方を模索すべく日々奮闘中!

別れましょう、私から♪ ADHD診断前の月子の離婚【EP.1】

新シリーズ 『別れましょう、私から♪ ADHD診断前の月子の離婚』が

いよいよスタートします!

前回はエピソード0(ゼロ)をお届けしましたが、ここからが本編ですね(笑)

 

“離婚経験者” である私の1回目の結婚とはどんなものだったのか!?

様々なできごとを振り返りつつ、お届けできればと思っています。

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出会い、そして再会へ…

それはまだ、私が初々しい大学一年生だった頃。

 

大学に通う道の途中に、大きなショッピングモールができたので、

そこのスターティングメンバーとしてバイトをはじめることにしました。

そして、後から加わったメンバーの中には Aさん(後の前彼・前夫)の姿も…。

 

和気あいあいとした職場で、バイト後によく皆で遊びに行ったのを覚えています。

私自身はそのバイトを1年半ほどで辞めたので、

よく遊んでいたバイト仲間とも段々と疎遠になっていきました。

 

 

月日は流れ、あっという間に社会人1年目となった私。

夏頃だったかな? Aさんから連絡が入ります。

何でも数年付き合い、結婚まで考えていた彼女に振られたとのこと。

 

その寂しさからか、昔の友だち等に連絡を取っていたらしく、

私の連絡先も別の友だちから教えてもらったそうです。

 

お互いに実家がとても近かったこともあり、

連絡をもらった後に数回会い、元カノ話をたっぷりと聞きました。

その当時、Aさん前職を1年で辞めて就職活動中だったのですが、

前職が忙しかったため、彼女と会う時間があまり取れなかったとのこと。

2人の今後を考え、もう少し自由がきく仕事を…と行動している

最中のできごとだった…と聞き、それが凄く印象に残りました。

 

 

そして、その年の冬…。

今度は私が、数年付き合っていた彼氏に振られてしまいます(泣)

 

「こ、こんなにツライものなのか!?」と思うとともに

あまりのショックに食事が喉を通らなくなった私。

少し前に同じ経験をした Aさんなら、話を聞いてくれるかもしれない…と

ワラにもすがる思いで連絡をしてみます。

 

快く会ってくれた Aさんとお互いに気持ちの共有をしつつ、

自分の中に溜め込んだ想いを吐き出し、聞いてもらうことで

徐々に気持ちが楽になっていくのがわかりました。

 

そして、いつしか

『あぁ、この人を好きになることができればいいのにな…』

そう思っている自分がいることに気がついたのでした。

 

 

付き合う…かーらーのー!?

ADHD イラスト 手をつなぐ


年が明けてからも、よく一緒に遊んでいました。

 

2月に入る頃には、お互いに “好き” という気持ちがあることがわかり

付き合うという話になりました…が!

ここでまさかの展開が待っていました。

 

「実は…仕事が決まって、4月から上京することになった。」

 

と、その時はじめて告白されたのです!

 

「遠距離恋愛はお互いにツライと思うし、難しいかもしれない…。」

 

そう話をされましたが、とりあえず3月までは関係を続けてみるという話へと

落としどころを持っていったのでした…。

 

 

そして来る3月末!

無事、努力が実り!?お互いに遠距離恋愛を続けるという意思確認をします。

気持ち新たに4月を迎え、いよいよ遠距離恋愛がスタートしました。

 

社会人2年目となった私の配属先は広報だったので、休みは暦通り。

3~4ヶ月に一度、金曜の夜に飛行機へ飛び乗って上京し

日曜日には帰るという生活を送ります。

 

AさんはGWやお盆といった連休には帰ってきていたので、

実質、1ヶ月半に1度くらいのペースで会っていたんじゃないかな?

たまにしか会えないため、気持ちが盛り上がるという点では

良かったのかもしれませんね(笑)

 

 

遠距離恋愛!私なりの頑張りポイント☆

ADHD イラスト 遠距離恋愛


あくまで私なり…な頑張りをご紹介(笑)

  • 比較的自由がきいたので、私から会いに行くことが多かった

  • その日のできごと等を毎日欠かさず手紙にしたため、
    1週間分くらいをまとめて封筒に入れ、投函!

  • それまで料理をしたことがなかったので、少しやってみる(笑)

  • 今後は別の仕事をするかもしれないと考え、2ヶ月で3つの資格を取得
    → 販売士2級・サービス接遇検定2級・漢字検定3級(後に2級も取得)

  • 相手は寮暮らしだが、TVを買ってあげたりとちょいちょい貢ぐ(汗)


…確かに頑張ってはいたけれど、必要だったのかというと…ねぇ?orz

 

 

ついに結婚…できるんですか!?

21世紀がはじまった、2001年。

付き合ってからもうすぐ2年になろうかとするお正月、

Aさんの母方のご実家へと伺いました。

 

そこでお会いした親戚の方々から「結婚は?」と尋ねられた2人。

私には元々結婚願望があったのですが、Aさんはこのことをきっかけに

結婚について考えたようです。


ADHD イラスト 結婚指輪


特にこれといったプロポーズ的なものもなく、お互いの意思確認により

いつの間にか結婚が決まり、婚約します。

すぐに式場探しをはじめるも式場が押さえられたのは11月。

それからは結婚式に向けて様々な準備に追われ、かなりバタバタでした(汗)

 

 

上京!そして新生活へ…

私の勤めている会社は東京にも店舗があったので、

春頃には結婚に伴う異動願いを出し、受理してもらいました。

 

さらに7月。

Aさんの勤めている会社の社宅へと入れることが決まったため

先に入籍を済ませることとなります。

 

8月には、私の引越し&異動をしました。

が!私の引越しの準備が全然間に合わず、引越し屋さんが

運び出し作業を行う横で必死に荷造りをするハメに…(泣)

 

その状況を見ていた祖母が、とても心配をしていました…ね。

 

引越しを何とかやっつけて、いよいよ上京です!

私の所有する車を持っていくことになっていたので、

フェリーを使いつつ、2人で大移動を行います。

 

引越し後に数日休みをもらっていたのですが、

生活必需品等の買い物をしていると、荷解きが全然間に合わなくなり

段ボールだらけの状態で新生活がスタートしてしまいました。

 

 

忘れられない…結婚式


慌ただしい日々を過ごすうちに、あっという間に秋が来て11月。

地元へと帰り、結婚式を執り行います。

 

私自身が見栄っ張りで、さらに親のコネもあったものだから、

5つ星ホテルの式場での挙式と披露宴を選択。

…したはいいけれど、実は私自身の準備が全然間に合ってなくて!

式の前日、ほぼ徹夜にてウェルカムベアの衣装を仕上げます。


ADHD イラスト 結婚式での失敗


さらに間に合っていなかったのはそれだけではなく、

大事なイベント『両親への手紙』も…書けなかったので

当日は手紙なしのぶっつけ本番で話をするハメになりました(泣)

私は、過去20組ほど結婚式へと参列してきましたが、

誰一人としてそんな間抜けな花嫁さんはいなかったですねぇ…。

 

さて、気分も切り替えて!

新婚旅行は、憧れのヨーロッパ『イタリア~フランス』です♪

結婚式へ向けて無茶なダイエットをしていた私は、

もう、ここぞとばかりに美味しいものを食べまくり…

帰国したときには数キロ増量!ダイエット前よりも太ってしまいましたorz

 

 

新婚生活ついて

ずっと実家暮らしだった私。

他人との生活はこの時がはじめてでした。

2人きりの生活がどんな感じだったのか、思い出しつつ挙げてみます。

 

生活パターン

  • Aさん会社員の事務職で土日が休み、
    私は販売職のシフト制だったので、できるだけ土曜に休みを取得

  • 出勤時間は Aさんが早く、私が遅かったため合わせて起きる
    (たまに…結構?起きれないことがw)

  • 帰宅は Aさんの方が早いことも多かった

 

料理

  • それまでほぼやってないこともあるが、ハードルが高いと感じていた

  • 職場にレシピ本を持ち込み、空き時間に夕食のメニューを考え
    仕事帰りに買い物をするというサイクル

  • とにかく料理に時間がかかるため、仕事が終わり帰って作る…では
    とてもグッタリする感じに

  • 自分のお昼ご飯は、常にご飯と納豆持参のみで済ませていた
    (内容的にひどいw)

 

掃除

  • お互いに片付けが苦手なため、寝室には私の荷物(段ボールのまま)
    書斎(っぽい部屋?)には Aさんの荷物が山のように置かれていた

  • 掃除機は私が休みの日にかけるようにし、
    一応床にモノが置きっぱなしにならないよう気をつけていた

 

洗濯

  • 私が比較的好きな家事だったため、2日に一度は必ずしていた

  • ただ、アイロンが苦手で…頼まれるのがとても嫌だった…
    (このことが後に…!?)

 

お互いの関係性

  • Aさんかなり細かくて神経質
    “こうして欲しい” という欲求が強く、それを一方的に相手へと求める。

    また、相手に非があると感じた場合は “理詰めで話す” と言うより、
    “追い込んでいく” といった感じに

  • → 自分の思っていること、感じていることが自身でもよくわからず
    全てをなぁなぁにしてしまう事なかれ主義。立場的に弱い。

    相手からの要求に対し、自分が応えられそうな内容には応じるものの、
    無理そうなものは、ほぼ放置気味に

  • 借りている家が社宅だからか、何かある度に「誰のおかげで…」
    恩着せがましく言われることにずっと疑問を感じていた

 

給与問題

  • お互いに正社員として仕事をし、勤務時間にもあまり差はなかったが
    給与に差があったことから、低い方がその分家事を多く担当するのが
    当たり前だと言われる。

    家事分担の基準がそこにあることに衝撃を受けた。

  • 家事分担の割合により料理は平日が私土日は Aさん担当と決まる。

    結果、担当日に外食をすると担当者が支払いをするシステムとなり、
    私の財布はかなり寂しい感じに…。
    料理が苦手なので、必然的に外食が増えてしまったのです…泣)

 

 

当時の私って?

振り返ってみると、チョイチョイやらかしてる感がありますが、

当時の私にとっては、それが通常運行だったんですね。

周りから特に指摘をされないもんだから、それでいいんだと思い込んで

大人になってしまった…という部分は否めません(泣)

 

こうしてはじまった新婚生活

これから先、私に待ち受けていたできごととは…?

少しずつ…でも着実に、そのときは迫ってくるのでした。

 

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