2018/06/28:内容更新しました
ADHD(注意欠陥・多動性障害)の私は、その名の通り注意力が散漫です。
様々なところから聞こえる音を拾う度に注意がそれ、集中力が切れてしまいます。
そのため、作業がなかなか進まない状態がしばしば起きていました。
以前も記事内で触れています。
人間の脳には、必要な情報だけを選択する「フィルター機能」があり、多少雑音があったとしてもその機能が働き、集中力を維持することが可能となっています。 ですが、ADHDの人はこのフィルター機能が未熟なため、周りの雑音をシャット・アウトすることができず全部脳に取り込んでしまい、注意が容易にそれてしまうのです。 学生時代に、友達などからよく「ラジオや音楽を聴きながら勉強をする」という話しを聞きましたが、私は全くそれができません…そちらに気を持っていかれるのです。
ADHD ストラテラを服用して4ヶ月、集中力やスルースキルUPの効果が! - 大人ADHD 月子の生き方
現在は自宅で仕事をしているため、集中ができるような環境をある程度
整えているつもりでした。
- “音”対策は十分だと思っていたけれど…?
- “ノイズキャンセリング”を体感してみる!
- とりあえず『ノイズキャンセリングイヤホン』を購入
- 『ノイズキャンセリングイヤホン』ならではの問題!?
- “ノイズキャンセリング”界(笑)最強のBOSEに手を出す!
- そして、私の“集中力”が仕事を始めた!!
- まとめ
- 追記:現在、気になっている製品!
“音”対策は十分だと思っていたけれど…?
自身のADHDが分かってから、発達障害を知るべくネットや書籍等で調べました。
そしてその際に、大きな音が怖かったり雑踏で会話が聞こえなかったりと
音に敏感な“聴覚過敏*1”を持つ発達障害者がいることを知ります。
“聴覚過敏”を持つ方は、音への様々な対策をされているそうです。
その対策の一つとして『ノイズキャンセリングヘッドホン』が紹介されていました。
ノイズキャンセリングとは - はてなキーワード
一部のヘッドフォンなどで用いられる技術。
周囲の雑音をマイクで取り込んで逆位相の波をスピーカーから発することで、音波同士が打ち消し合って聴こえなくなるという原理。
再生音がノイズに邪魔されずクリアに聴こえる他、ノイズ消去機能だけを活かすことで単純に耳栓としても機能する。
その性質上、基本的に遮音のため密閉構造にする必要がある。
ノイズキャンセリングとは - はてなキーワード
私は“聴覚過敏”がないので、これを知った当時は自分に関係ないと感じましたが、
徐々に“無音=集中力UP?”と考えるようになったのです。
“ノイズキャンセリング”を体感してみる!
もしかすると集中力UPに繋がるかもしれない…!?
と、かなり興味が出てきた『ノイズキャンセリングヘッドホン』。
品揃えが豊富な家電量販店を訪れ、ノイズキャンセリングのコーナーへ行き
その性能をじっくりと試してみました。
…なにこれ、凄い!!!
店内の様々な雑音が消え、店内放送(人の声)だけが聞こえてきます。
思っていた以上に静かなため、とても驚きました!
展示中のものを幾つか試すと製品によって違いがあることにも気がつきます。
その日は購入を見送り、じっくり考えるため出直すことにしました。
とりあえず『ノイズキャンセリングイヤホン』を購入
どれを購入するか悩んでいた折、Twitterのフォロワーさんが使用されている
『ノイズキャンセリングイヤホン』のことを伺う機会ができました。
「Bluetooth対応でコスパもいいと思います。」とのことで、
再び家電量販店で試した後…購入したのがこちら!
SONY ノイズキャンセリング カナル型イヤホン Bluetooth対応【MDR-EX31BN】
カラーは、黒・白・赤と3色ありましたが、私は赤が好きなので赤を選びました。
3倍UPだからね!
商品の詳しい特徴についてはSONYのページで確認できます。
『ノイズキャンセリングイヤホン』ならではの問題!?
購入後に嬉しくて使いまくっていた、SONYの『MDR-EX31BN』。
その音質も性能もとてもいいのですが、集中力UPを図ろうと
“無音+ノイズキャンセリング”を使用した場合、一つ気になることが出てきます。
それは、イヤホン本体やケーブルに髪が触った時に鳴る“ガサガサ音”でした。
音楽を流す場合は勿論問題ないのですが、無音にするとどうしても気になります。
様々な雑音は消せても別の音で集中が途切れるのなら一緒かも…
と思うようになりました(泣)
(コード等に触らないよう気をつけることで、ガサガサ音はかなり回避できます!)
“ノイズキャンセリング”界(笑)最強のBOSEに手を出す!
気になる点は出たものの、ノイズキャンセリングの魅力は十分に分かりました。
私自身の問題でイヤホンタイプが合わないのなら、ヘッドホンがある!
さらに、どうせ購入するなら…もっとノイズキャンセリングの性能を追求したい!!
そんな私が購入したのは…?
Bose アラウンドイヤーノイズキャンセリングヘッドホン 【QuietComfort 25】
カラーは、黒・白・トリプルブラック(スペシャルエディション)の3色があり、
私は限定カラーの全て真っ黒、トリプルブラックを選んでみました。
また、Apple製品対応とスマートフォン(Android)対応との2製品にわかれているので、
ご自身のスマホに対応した方かどうか、購入の際は再度確認が必要です!
(限定スペシャルエディションモデルはApple製品対応モデルです。)
商品の詳しい概要についてはBOSEのページで確認できます。
QuietComfort® 25 Acoustic Noise Cancelling® headphones - Bose
そして、私の“集中力”が仕事を始めた!!
私にとってBOSEの『QuietComfort 25』は、最強のアイテムでした!
集中が必要な考え事をする時には、“無音+ノイズキャンセリング”にします。
すると周りの音のことが気にならず集中力を保つことができ、効率がUPしました。
また、考えずにできる作業をする場合は音楽を流し、やる気をUPさせます(笑)
“音楽+ノイズキャンセリング”にすると流す音楽だけがクリアに聞こえ、
こちらも集中しやすさを感じています。
ノイズキャンセリング効果で聞こえなくなって快適になった音
- 扇風機や換気扇等が回る音
- 車や子供の声など家の外から入ってくる音
- 自分がキーボードを打つ音(かなり小さくなる)
ちょっと笑えたこと
- 呼ばれたことに全く気付かず突然肩を叩かれて、かなり驚く
- 音楽再生中、曲に合わせて歌うも自分の声があまり聞こえず…気持よくないw
- リモコン背面にマイクが付いているのでSkypeで電話をしてみたところ、自分の声が聞こえにくく不思議な感覚になる(結果、片耳を少しズラして話した)
耳全体を覆うタイプのヘッドホンなので耳がすっぽりと収まり、
長時間使用していても耳が痛くなるといったつらさは感じません。
このような部分も含め、私はとても気に入りました♪
まとめ
私自身、仕事をする上で環境を整えているつもりでしたが、
まだまだ改善できる部分があることや、自分自身を知った上で
色々と対策を考えることの大切さを改めて考えさせられました。
また、どうすれば自分が集中できるのかを学べたこともかなり大きいです。
快適すぎて手放せなくなった『ノイズキャンセリングイヤホン・ヘッドホン』。
様々な“音”に悩まされている方、集中力を上げたい方には超オススメします!
まずはお店で体感してみてください…そして、その性能に驚いてください(笑)
忘れてました!
先に購入したSONYの『MDR-EX31BN』ですが、現在は夫が超☆愛用中です。
ボリュームを小さくしても音楽ははっきりと聴こえるので、
音漏れを気にすることなく使えるところが嬉しい…みたいですよ♪
追記:現在、気になっている製品!
(2017/06/07:この項を追記しました)
この記事を書いてから1年が経過しましたが、その間にも反響をいただきました。
もちろん、この時購入したノイズキャンセリングヘッドホンは
未だに大活躍中ですし、“集中力UPなアイテム”として本当に助かっています!
でもですね、1年も経つと他にもいい製品が出てきますよねー。
ということで!
今現在、私が“欲しいなー!”と指を加えてみている製品について、
ここでご紹介したいと思います(笑)
欲しいんです!その①
Bose QuietComfort 35 wireless headphones
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン 【QuietComfort 35】
これね、もう絶対に間違いない製品だと思う!
私が『QuietComfort 25』を購入した1ヶ月後ぐらいに発売されたんですよね…。
私は別にワイヤレスじゃなくても良かったんだけど、こちらはBluetooth対応で
スマホ等にも簡単に接続できるし、何よりケーブルに引っかかるという
わずらわしさがないってことを、今さら羨ましく思ったりしていますよ!
QuietComfort 35 wireless headphonesとQuietComfort 25 Acoustic Noise Cancelling headphonesの違いは何でしょうか?
(前略)本製品には、新たな特長である、音量によって最適化されたイコライザーも追加されました。これによってどのような音量設定であってもボーズの高い音質を確実に担保できるのです。
QuietComfort 35 wireless headphones | ボーズ
あと、こういう違いがあるって書いてあったし…んんん、いいなぁぁ!!
さらにですよ!(2018/06/28:追記)
『QuietComfort 35 wireless headphones』の新しいモデルも出てるんですよ!
『QuietComfort 35 wireless headphones II』という製品なのですが、
その2つの違いについて、しっかり説明が書いてありました。
QuietComfort® 35 wireless headphonesとQuietComfort 35 wireless headphones IIの違いは何でしょうか?
QuietComfort 35 headphones IIはQuietComfort 35 headphonesと同様の定評のあるノイズキャンセリング技術、ワイヤレスの解放感、音響性能、デュアルマイクシステム、20時間のバッテリー持続時間を提供します。さらに、QuietComfort 35 wireless headphones IIの左側のイヤーカップには、新たにアクションボタンが装備されています。Googleアシスタントを利用できる国や言語では、このボタンを使ってすぐにGoogleアシスタントにアクセスできます。Googleアシスタントを利用できない地域では、3種類のノイズキャンセリングモードをすばやく切り替えて、どこに移動しても最適なパフォーマンスを体験できます。
QuietComfort 35 wireless headphones II | ボーズ
この新製品ですが、早速家電量販店で試してきたのです。
まず、なんと言ってもワイヤレスの良さは自由度が高いことですね。
そして新しい製品の方にはアクションボタンが新しく装備されているので、
これを使うのも楽しいなと!
もう、「そろそろ新しくしちゃう?」とまで思ってしまいました(笑)
↓ その欲しいなと思った新モデルがコチラ☆
Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン 【QuietComfort 35】
このシリーズは、長時間の使用でも耳が痛くならないところが本当に凄いです。
あ!今まで、ヘッドバンドが頭に乗っかる状態で使用していたため、
頭のてっぺんが痛くなっていたのですが、ヘッドバンドを長めに調節して
ヘッドホン全体を耳で支えるような感じに変えることで大丈夫になりました。
ヘッドホンのパフォーマンスを最適化する
ヘッドホンが正しくフィットしていることを確認します。ヘッドホンは、頭に圧力をかけずに耳にぴったり密着するように設計されています。正しくフィットする位置を見つけるために、ヘッドホンを装着し、両方のイヤーカップに両耳が完全に収まり、クッションが耳の上ではなく耳の周囲に快適に落ち着くまでヘッドバンドのアジャスターをスライドします。
ヘッドホンのパフォーマンスを最適化する - Bose
(というか、ヘッドホンって頭で支えちゃダメなのね!知らなかったよ…)
欲しいんです!その②
SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン 【MDR-1000X】
ノイズキャンセリングヘッドホンについては、先のBOSEとこのSONYの製品って
必ず比較されてるんですよね。
どっちがいい!というよりも、好みの部分も大きいのかな?という印象です。
『MDR-1000X』がいいなぁと思う部分は、以下の2点!
- CD音源や圧縮音源がハイレゾ相当の高音質になる
- 外部の音を聞きたい時、手を当てるだけで外の音が聞こえるようになる
「クイックアテンションモード」機能搭載
えーっと、そもそもハイレゾを体感したことない私(笑)
これって、昔のCDの音源の音も良くなるんですよね?それはとても魅力的♪
また、ヘッドホンを外さなくても外部の音が聞き取れるようになる機能が凄い!
ノイズキャンセリングヘッドホンをしている場合、イヤーパッドをズラすか
ヘッドホンそのものを外さないと会話はできないので、その点便利だと思います。
この『MDR-1000X』を購入するなら、断然グレーベージュ*2で!
あとですね、こちらにも実は新しいモデルがでています。(2018/06/28:追記)
SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン 【WH-1000XM2】
こちらは、またノイズキャンセリング機能がより進化した上、
バッテリーの持続時間が長くなり、さらに専用アプリにて
ノイズキャンセリングやサウンドエフェクトのカスタマイズも可能とのこと。
こちらもすごく魅力的ですよね!
ノイズキャンセリングヘッドホンは今後ずっと愛用していくつもりなので、
買い替えのチャンスがあれば、BOSEかSONYのその時の最新の製品を
じっくりと比較検討して購入しようと思っています♪
長くなりましたが、今回はこの辺で。
↓ 同じく、ADHD対策・お役立ち系の記事です。
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*1:大抵の人が十分我慢できる音を、苦痛を伴う異常な音として経験することである。
聴覚過敏 - Wikipedia
*2:あ!いえ別に、hydeさんがCMで着けてたからという訳ではないですよ?ええ、決してw