大人ADHD 月子の生き方

アラフォーにして、突如『大人のADHD』と診断された月子。 迎えた転機に人生を見つめ直し、新たな生き方を模索すべく日々奮闘中!

別れましょう、私から♪ ADHD診断前の月子の離婚【EP.8】

こうやって自分の過去を振り返り

記事にするってなんだか恥ずかしいですねぇ(笑)

私自身が結構、ヤラかしている感が拭えず

また今でもADHDの事も含め、チョイチョイあるので…

 

さて、今回がシリーズ最終稿になるのと

皆さんにも最後の最後でお知らせがあります。

って言っても大した報告でもないので

そこはしれーっと、流してくれたら幸いですが(笑)

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離婚後の私

ADHD イラスト ひとりを謳歌した生活


離婚前に勤めていた会社に行きながら本格的にイラストの勉強をしたり

または美術館巡りをして、絵に興味を持ち始めたのも

全部離婚が済んでからの生活が基調になってました。

〝ひとり〟と云うポイントを活かし、できることや

吸収可能なことは何でも得ていこうと云うスタイルは

この頃に学んで行ったように思えます。

 

Aさんとの離婚で一番顕著になっていたのが

自分自身が手に職と云うか、何か技能がないと生きていけないと云う

生活能力が圧倒的に欠けていたという点でした。

そこをこの時点から補うべく、私は毎日を過ごしていたのだと思います。

 

この時の離婚は私にとって大きな影響を与えてくれて

逆に今となっては Aさんに感謝する事も多いのです。

(Aさん自身のキャラは別としてw)

 

女性としても生きるスキルの低さに辟易としていたので

この頃はオシャレしたり、色々と女性が楽しむことを謳歌して

友人達とランチや飲み会などに積極的に参加してました。

働いた対価で色々な人生を楽しむことを学んだので

逆に労働意欲も購買意欲も旺盛になったのでした。

離婚後の私にとって、一番自由で楽しかった頃です。

 

 

 

Aさんとのその後

ADHD イラスト 振り返って凄む


Aさんと離婚して数ヶ月は、Aさんからの連絡は無かったのですが

ある日を境にして、突然連絡が来るようになりました。

殆どがメールだったので、こちらが返すか?の判断になりますが

Aさんの職場での悩みや、家事について聞きたい事があったりと

何かの理由を見つけてはメールしてくる日々でした。

 

殆ど私がメールをスルーする事で回避していましたが

段々と夫婦であった時のような要求をしてきたり

離婚した実感が無かったのか? 横柄な態度にもなっていきました。

 

そこで私はメールアドレスを変更して対処したのですが

今度はメールが届かないと Aさんは電話で連絡してくるように…

流石に私もこれには嫌気がさしたので、思い切って携帯も変えることに。

なんだかんだで費用が嵩む Aさんでしたが、ここから直接連絡することも

直接出会うこともなくなったのでした(汗)

 

ただ、後日談として…

やはり Aさんは執着心の強い人だったのでしょうね。

私と連絡が取れなくなってから、私の知人や前の職場の人に

何かしら私の情報を手に入れようと連絡していたようです。

ある時は知人の結婚式でその話を聞いたり、友人との飲み会で聞いたり…

 

〝あ、まだそういうことしてるんだ~〟

なんだか残念な気持ちになったりもしたのですが

数年後、Aさんが再婚したと知人から聞いて、その辺りでパッタリと

周りから黒い噂が聞こえてこなくなりました。

 

そこで、この Aさんとの関係が終焉して

やっと解放された気持ちになりました。

知り合ってから実に数年間も悩んで怖がった期間でしたが。

 

 

 

振り返ってみて…

ADHD イラスト 空を見上げる


できたこと、できなかったことも含めて

あの結婚生活を振り返ってみるとこういう感じになりました。

  • 前の恋愛を引きずって、お互いが淋しかったこと

  • 誰か傍に居て欲しくて急接近してしまったこと

  • 自分達だけじゃなく周りに促されて結婚してしまったこと

  • お互いに結婚生活を軽く考えていたこと

  • 私自身、結婚前に家事などができていなかったこと

  • 離婚する際に、随分と他人に迷惑を掛けてしまった

  • 自力で離婚することができずに家族を頼り過ぎた

  • Aさんの気持ちに添うようにしたが、結果が悪い方へ行ってしまった

  • 私自身が最後の最後に家庭から逃げてしまったこと


これらのように、大きな覚悟を持って臨んだはずの結婚も

振り返ってみると幼過ぎて恥ずかしい結果になりました。

ただ、前述した通りの〝生きるスキル〟を手に入れることにも繋がってるので

全てが私にとっては悪い結果ではなかったようです。

 

 

 

ADHDの影響は実際にあったのか?

ADHD イラスト ぼんやりする


あの結婚生活で私はどのくらいADHDの影響があったのか?考えていました。

これは完全に答えが出たワケではないのですけど

今の私から観て、その影響は多分にあったと思います。

 

まず、今でも何か作業を始めると時間の概念が掴めずに

何をするにも長時間掛かってしまうことが多いです。

これをあの結婚生活の枠の中に収めてみると

家事などの日常生活が遅くなったり、押してしまう原因になったように思います。

勿論、日常生活の家事が長時間押してしまえば次の日の朝に影響するワケで…

起きれないことや夫婦だけの時間や、その日に終わらせないとならない

家事も全部次の日に持ち越してしまうことになってました。

 

また、優先順位(プライオリティ)が分からなくなることが多々あったので

Aさんに頼まれたことや、次の日には終わらせなくてはならないことを

先送りしてしまって失敗に繋がったり、やらずに終えてしまう事がありました。

当時はルーティーンなどの概念が私の中になかったので

突発的に何かが起きるとパニックになってしまい

何から手を着けて良いのか?まったく分からなくなりました。

これは今でも苦手なことのひとつなので、当時はもっと酷かったと思います。

 

私特有の話なのかも知れませんが

何事においても切り替えが上手に出来ない部分がありました。

あの結婚生活でも、ひとつのことに執着してしまい

それが長時間に繋がったり、優先順位を無視してしまったりするのです。

思考の切り替えや動作の切り替えなどの全般的な切り替えが下手でした。

これは今でも問題のある部分なので

当時は必ずと言ってよいほど影響がありました。

 

それとこれはADHDと、どのくらい関係があるのか?分かりませんが

用件や用事を複数頼まれると一応返事はするのですが

全く処理できない事態に陥ります。

一般的にいうマルチタスクですよね、

当時も Aさんに幾つかの頼みごとをされても同時に処理できず

かなり怒られたり叱られたことが多かったです。

そのことが嫌で頼みごとをされると不安になったり具合が悪くなり

正常な日常生活や結婚生活が過ごせなくなりました。

 

こうして振り返ってみると、特に脳の整理が苦手だと思うんです。

何かを理解したり、処理することに手間取るだけでは済まず

それを客観的に捉えることが苦手なんだと思います。

一日の家事、その行程と時間の配分などは一番苦手でした。

当時をADHDに当て嵌めてみると良く理解できます。

 

 

 

この記事をシリーズ化した理由について

ADHD イラスト 天使と悪魔の操り人形


この数ヶ月間もブログの方をお休みしたり…

って言っても、私は長期の休みに入るとまったくブログを書かなくなり

たまに現れてはスッと消えてしまう生活をしています(笑)

 

今、私には色々な変化が起こって生活を修正するのに毎日が大変です。

私自身は Aさんとの離婚した数年後、また再婚する事になり

娘を授かり順風満帆な結婚生活を送っていたように思いましたが…

今回、結婚11年目にして再度…離婚することになりました(汗)

 

今回の離婚については、まだ離婚して時期が短いために

あまり多くを語らない方が良いとの判断をしています。

離婚の原因は私のADHDとは無関係ではありませんが

強いて言えば相性の悪さが原因だと思ってます。

 

このシリーズを書いている途中には…

「きっと、今度もそうなるんだろうな~」

心の何処かで思っていました。

なので私の中ではあまり大きな変化でもなかったし

今はそれよりもこの先をどうやって過ごして行くか?の方が

とても大事で興味があるのです。

 

有難いことに、数年前からマスコミ関係からの取材や

出版社からの問い合わせが来るようになりました。

hatenaでブログを書かせてもらってることが、まさか!そう繋がるとは(汗)

今はまだ確実な情報を出せないので、ここまでで留めておきますが

来年頃には少し報告できることもチラホラと…

 

なので、ブログの主旨や方向性が多少変わることを

御了承頂ければと思いますm(_ _)m

長い間、家族と私を応援して下さった皆様に感謝しています。

 

 

 

前回の離婚と今回の離婚を比べて

ADHD イラスト 虹の架かった空を見つめる


前回の離婚では、離婚した事自体が喜びで嬉しくなりました。

色々と複雑な部分は多かったですが、Aさんと離れることで

私自身も気持ちが軽くなったり、お互いにその方が良いと判断してました。

勿論、別れた時は喜びでいっぱいでしたが…

実は離れた後に Aさんに対してではなく、なんとなく後ろめたい気持ちや

罪悪感や後悔にも似た雰囲気がある程度の時期まであったのです。

なので、生きるスキルを手に入れる目標はあったものの

その後…どうするのか?ってことについては何も考えていなかったのも事実。

「なんか、世間からどう見られてるんだろう?」とか

結構、振り返ってみると気にしていたように思います。

 

ただ、今回のことは将来的に独りになるだろうと漠然と考えてました。

今年の初夏までは離婚する意思もなかったし

何もなければそのまま暮らしていたのは事実です。

でも、なんとなく引っ掛かるところがあったので今回のようなことに…

 

前回が離婚した後まで引きずっていたのと比べると

今回は自分で離婚話を持ち出して結論まで持っていったので

それほどガクッと落ちたり、長く引きずったりしていないのが解ります。

 

私が前回出した結論は、自由になることで伸び伸びとした時間を持つこと…

今回の離婚では、自分のことができなければ誰のこともできない…

要は本当の意味での自立と自分に責任を持とうと思っているのです。

ちょっと月子にしては意識が高いのかも知れません(笑)

ですが意識高いのは前からなので、ココは笑って流して下さいね♪

 

さて、このシリーズもいよいよ終わりです。

長い期間、お付き合い下さいまして

誠に有難う御座いました。

 

次回は最近の近況と仕事面をご報告です!

それでは、寒くなってきたので

皆さんも風邪などお召しにならぬよう…

 

ADHDの特徴について書き、大きな反響をいただいた人気記事です。

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