大人ADHD 月子の生き方

アラフォーにして、突如『大人のADHD』と診断された月子。 迎えた転機に人生を見つめ直し、新たな生き方を模索すべく日々奮闘中!

別れましょう、私から♪ ADHD診断前の月子の離婚【EP.6】

いよいよ、今回のシリーズの重要な部分になります。

私が重要だと言ってるだけで、皆さんにはそれほどじゃないかも(汗)

けど、あと少しでこのシリーズも終わるのでお付き合い下さいませ(笑)

 

前回離婚を決意するところで終わったのですが

今回はその話し合いや、Aさんとの終わらせ方の模索…

また、周りからの援護射撃や支援してもらった経緯など

2人の話し合いを中心に書いてみたいと思います。

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離婚は戦術か? 戦略か?

ADHD イラスト 時代錯誤な対峙


私が離婚の意志を持ったことを、Aさんはこの時は知りません。

ですが、私の周りや親族には決定事項として伝わっていて…

ほら?あるでしょ(笑) 親戚の人でも回覧板のように話を伝える人w

そういう人がいるのは、案外と救いになった気がします(笑)

 

そこで私は思ったのですが、Aさんはなかなか離婚には応じない人…

それは私が反省して家事が出来たり、夫を立てる妻になって帰京すること

なんとなくほのめかすような内容を度々メールで伝えてくるんです。

「こりゃ、離れる気がないなぁ…」と、私に近しい人は口を揃えました。

 

一応は離婚調停や弁護士を間に入れる方向を柱として行い

別の方向では離婚せざるを得ないよう、周りから攻める持久戦を用意。

Aさんとの期間はそれほど長くなかったですが

そこまでしなくてはならないほど、私も腹が立っていたのは事実です(汗)

 

実際に私の家族側(親族を含む)は、離婚のために弁護士に相談したり

離婚に強い弁護士さんの選定に入ってました。

理由や状況的な証拠は山のようにあったので、そこはスンナリと。

 

ここで目的を間違ってはいけないので

かなり慎重になっていた時期だったかも知れません。

目的はあくまでも離婚が最優先で、早期実現に向けた動きをしたい!

なので、手段はどうでも良かったし

相手の要求も大幅にのむつもりでもいました(笑)

 

 

Aさんの帰郷

ADHD イラスト ムキー!となる2人


通院を繰り返し、少しずつ前のように戻ってきた私は

離婚の件にも前向きになっていました。

それはそうですよね? 周りが動いてくれているのに

私がぼんやりしているのはおこがましい!(笑)

なので、自分の出来ることに手を着け始めた矢先!!

Aさんが帰郷するという知らせが届いたのです(汗)

 

Aさんの主旨としては「月子はどのような病状なのか?」がメインで

その他は「連れて帰れるなら帰ろうと思う」

「そろそろ実家での家事の練習も終わる頃だろう?」といった内容を

メールで伝えてきました。

 

この頃になると、周囲が Aさんとの連絡は控えるように言うので

私は友人を代理に立てて、Aさんと会う予定を模索。

友人から「一度だけ2人で会ってみて、そこで色々考えよう」と言われたのもあり

Aさんと2人だけで会うことを承諾しました。

実際に会ってみないと自分の感情も分からない…と思ったので

Aさんが指定する場所へ行ってみます。

 

ですが、Aさんと会ってみると

気分が悪くなったり、変な汗が出たりと…どんどん体調が悪くなるんです(汗)

Aさん「今までのこと、本音で話してごらん?」と言うので

私はいろいろと我慢してた。嫌なことも沢山あった…」と伝えたら

Aさん激怒してしまい、車から降ろされて近くの駅まで歩いて帰るハメに(笑)

言い合いにまで発展したことが Aさんには癇癪を起す要因になったのでしょうが

私的には初めて本音が言えた嬉しい部分だったのです。

 

Aさん激怒したまま飛行機に乗って帰ったのでした(汗)

 

 

何度会っても結果は同じ

ADHD イラスト 絶対服従!


そして、それから数ヶ月後に Aさんと会うことになりました。

これは友人や知人を含めた数人で Aさんと会い

会ってくれる人たちがいろいろと客観的に判断できるようにしてもらったんです。

 

ただ、皆さんが仕事終わりの時間帯の為に

場所柄…居酒屋さんしか確保できなくて、私の知人がフライングで

アルコールという〝ドーピング〟を既にしてしまったんです(汗)

そこに私が現れ、数分後に Aさんが現れる結果に…

その時の光景を見て Aさん「みんな、俺をバカにしてる!」激怒(汗)

私が「みんなも仕事で大変だったから一杯飲んだだけ」と説明しても

「真面目な話をしに来たのに、酒を呑んでるヤツがいたら話も出来ない!」

Aさんは、今までないくらいの大噴火で帰ってしまったのです(涙)

 

それからは、電話が数回掛かってきたのですが

「まだ家事練習中なのかよ!」とか「俺が良くても世間が黙ってない」とか

Aさんのターンは相変わらず続くのでありました。

 

それから郷里が同じなので、顔を合わせる事が1~2回。

何度話しても、最終的には Aさんがキレて私もキレる展開が続きます。

Aさんからメールで「絶対に妻は夫に服従すべし!」ってくらいの内容が届き

私は面倒になってきたので「何度会っても同じだし、修復の為の会い方じゃない」

「お互いの事を考えたら、離婚も視野に入れてる」と初めて伝えました。

 

動揺したのか? Aさんからしばらく返事が来なかったのですが

「離婚は許さんよ? 俺の立場を考えろよ」と一言だけ。

これをアッサリとスルーして、私はPC系の職業訓練を開始。

もう、お互いの首筋には秋風が冷たく吹いていたのでした(汗)

 

 

資格を取得して働き出した私

ADHD イラスト 事務のお仕事


東京に帰ることは頭になかったので、別居のまま

私は私で資格を取得して働き始めてしまったのです。

それを知った Aさんは当然の如く激怒(汗)

「夫に何の相談もなく、勝手に働き出して!」と言うので

私は「帰郷してから、全部私の貯金でまかなってる。心配いりません」と伝え

Aさんはその態度に…「お前、段々強くなってきたな?」とか

「他に男がいるんじゃないか?」と訝しげに思っていたようです。

 

こういう話は世間ではよくあることで

女性が自立して働き出そうとすると、足を引っ張る考えがある…

まあ、Aさん典型的な人だけど今の時代は少なくなったように思います。

この Aさんほどの人は出会ったことがないわー(笑)

 

この頃になると Aさんの主張に私の返しが黙らせる内容になるので

Aさんとのメールも先細りするように減っていきました。

 

失業保険で習得した資格

募集も丁度良くあったので、すぐに働き出せました。

〝実務経理〟だったので、この頃は事務の方でも

需要が高まっていたのかも知れませんね。

 

働き出したことにより、次の暮らしや新しい環境が手に入る。

私が想像していたよりも自由な世界が広がって

息苦しさのない世界や、私の性格や欠点を愛してくれる人達もいた。

結婚は責任が付き纏う、人生の大事業だったけど

何よりも家庭で受け入れてくれないのなら、私の棲む場所はあそこじゃない…

 


そんな頃、Aさんから一通のメールが届いてました…

部署異動家族寮を退寮して欲しいと会社から通告があったそうです。

Aさんは離婚に応じたくない心境なので、家族寮に固執。

 

ただ、Aさんも周囲の目が好奇の目に変わったらしく

〝何故? 嫁さんが出て行ったんだろう?〟と不思議がられていたそうです。

結局、この家族寮の件が私達の離婚を加速させる要因になり…

私の意志や決意よりも、Aさんの世間体の方が大きく影響を及ぼすのでした(汗)

 

 

当時を振り返って

ADHD イラスト 天使と悪魔(天使の弁明)

 

結局、逃げてしまう自分とあんまり闘う事は出来なかった…

それって、いつものことでしょ?

で、でもねっ!結婚は責任があることだから簡単には決められない!

つーか、田舎に帰って働き出してるのに…結果は出てるじゃん!?w

そ、そういう見方もあるわよねぇ…(震)

Aにとっても、離婚はきっと最良の選択じゃないの?(笑)

 

結婚してから年数が経過する事により

私と Aさんの考えや価値観の違いが浮き彫りになったのは事実で

離れてみると尚更、ハッキリとしているように思えました。

私は多少、自己愛が低いのもあり…こういう事になると頑張ろうとするのですが

気が付いたら死ぬほど自分を責めてしまっていたのです。

 

それが郷里に戻った事により、「何か違うんじゃないか?」と悟った頃でした。

Aさんには他人と話したり、家庭内の事を誰かに話すのは禁じられていたので

私が東京に出てからは、周囲と自分を比べる事も出来ませんでした。

しかし、比較してみると私は駕籠の鳥と云うよりも…軟禁状態でした☆♪

 

Aさんの呪縛から離れてみると…就労意欲が出てきたり

今までお世話になった人に何かしらのお返しをしたかったりと

今までにはない感情が芽生えて、少し還元したくなる気持ちも。

 


私のADHDの特徴と云うのは…

最初の段階で最良の選択が出来ず、それが先送りによるものだと

この頃の様子や、今までの過程から判断できるのです。

真っ先に離婚調停や、弁護士を介して話し合いを設けていれば

時間が掛からずに解決出来た話だったのかも知れません。

 

目的と手段が時折、入れ替わってしまうことがあります。

もっと積極的に離婚に動いたりするべきだったのでは?

当時を回顧してみたり…たま~に考え込んだりするのです(汗)

 

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