毎年、4月2日は国連が制定した「世界自閉症啓発デー*1」です。
さらに、4月2日~8日は「発達障害啓発週間」です。
昨年、nanaioさんがこの期間に合わせ、発達障害全般を対象とした
啓発記事のコラボ企画を呼びかけてくださいました。
昨年、私は下記の記事にて参加いたしました。
そして引き続き今年は、この記事にて参加させていただきます!
今年のテーマは『嬉しかった(お願いしたい)配慮とありがとうの気持ち』です。
ちょうど私には大変お世話になっている方がいまして、
その経緯や伝えたい気持ち等について書いていきたいと思います。
ブログはじめました!
昨年、大人のADHDだと診断された私はブログを始めました。
そこから今まで1年と少し、自身が診断に至った経緯や服用している治療薬について、またADHDに関連する話題等、様々なことを自由に書いてきました。
そうして自由に書いた結果、毎回のように文字数が多く長い記事ができあがります。
私自身としては書きたいことが書けてそれで満足していたのですが、ある時『記事は短くした方がいい』と助言をくださった方がいました。
考えれば考えるほど…?
『長い記事は内容を数回に分けて1回の文章を短くし、シリーズ化してみては?』とも教えていただいたので、“なるほど!”と思い、早速シリーズ化してみました。
ですが、シリーズ化したにもかかわらず1回の文章は長いまま…。
そうこうする内に記事の更新ペースがどんどん落ちてしまいました。
(ちょうど色々と重なり忙しかったことと、治療薬の切り替えも関係しています。)
1度ペースが乱れると、書きたいことがあっても書き出そうという気持ちになかなかなれず、ブログは放置に近い状態になっていったのです。
イラストを、私に!?
そんな時、再び声を掛けてくださったのがH氏でした。
私が描いたブログ用のアイコンとTop画像が以前から気になっていたとのことで、イラストを依頼してくださったのです!
私でいいのかと思いつつも仕上げたイラスト数点を提供した後に、ある提案をいただきました。
『ADHDの方全体を応援しつつ…もっと広く一般の方に知ってもらうためにも、一緒にブログを作り上げてみませんか?』
一緒に作業をするということ
こうして、ブログの構成を考えてくれるH氏を迎え、ブログが再始動しました。
企画を考えてもらうところからスタートし、イラストの枚数や内容等の細かい話をした後、文章の流れまで打ち合わせができたら、私は作成に取りかかります。
このようなやり取りを重ね、H氏は私の苦手な部分を把握し、サポートをしてくれるようになりました。
具体的にはこういった感じです。
- 時間の管理が苦手
→基本的なスケジュール管理を意識させるため、細かな期日を設ける - 作業時間の見積もりが甘い
→書くペースを一定にさせることで、作業にかかる時間を把握しやすくする - 優先順位がわからない
→ある程度までの段取りを指示することで、迷うことがないようにする - 会話の中で相手との認識がズレる
→内容について再確認をする、ズレがないかこまめに打ち合わせを行う
苦手な部分をサポートしていただけるおかげで、定期的に記事を更新することにも慣れ、自分なりのペースが掴めるようになりました。
私のようにADHD(発達障害)を持った人と定型発達者の方とが一緒に作業や仕事をする場合、どのようなすり合わせが必要になるか実際に教えていただいた感じです。
また、私自身は現在ADHDの治療薬を服用していまして、その効果によりできることが増えたことも大きく関係しているかと思います。
私たちは共同で作業を行う『協力関係にある』とそう言っていただいていますが、私自身は“最初の声掛けと細かなサポートのおかげ!”だと心から感謝しております。
こうした歩み寄りで得られるものはとても大きく、またお互いに相乗効果をもらたすのでは?と感じています。
私たち発達障害を持った人には得手不得手があり、周りの方の声掛けやサポートにより力を発揮できることもあります。
一緒に仕事等をする機会がある場合には、少しお力添えをいただければ幸いです。
最後になりましたが、このブログに携わってくれているH氏、今回のコラボ企画を主催してくださったなないお(@Nanaio627)さん、この企画にご一緒できた皆様、そして見てくださった皆様、全ての方に心からの感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました!
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*1:国際連合が毎年4月2日に定めた、自閉症の啓発を目的とした記念日 参考: 世界自閉症啓発デー - Wikipedia